資格あつめ

当院の建物を使って、遠方から通院されるがんの患者さん方にお得に泊まっていただける施設を運営しています。安全や安心のために、消防用設備を設置することが法令で決まっていまして、そのメンテナンスもなかなか大変です。

朝早めとか夕方から夜にかけてぐらいしかスタッフがいない当院。働き方改革のご時世に、設備の点検業者の方に来ていただくにしても、早出か残業が必至とは申し訳ないかぎりです。

経費の節約という意味も込めて、自分で点検ができるように消防設備士と電気工事士を受験しました。実技試験は結構つらいものがありましたが、一応制限時間内で形にはなったので、なんとか引っかかっていたらいいのですが。

試験会場には学ランの高校生とか、作業服がビシッと決まった若者がたくさん詰めかけていて、私のようなおっさんは少数派でした。40分の試験時間で電線を切ったり、ネジで止めたりとせわしなく動きまくって作業するこの試験。私の両隣の若者は、試験を5分ぐらい余ってインスタ映えがするぐらいにかっこよく仕上げていました。私なんか、「はい工具を置いて!」と試験監督に言われるまで必死に作業していたというのに・・。

作った作品は、会場においたままで試験監督が採点するのでしょうか。どこかに輸送すると壊れるでしょうし。何百もあるのに大変ですよね。

自分なりには完全燃焼しましたので悔いはありませんが、思わぬチョンボがありそうです。1月末が合格発表だそうで、結果は期待せずに診療に励むことにします。

帰りのコンビニの地面に足型が。

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