なんてん

薬草園にあるナンテンもすっかり赤く色づきました。
夏の暑さにも、カイガラムシにもやられず、よく実をつけてくれました。

この南天ですが、ナンテン→難転→難を転じるにつながることから、厄よけ、魔よけとして古くから庭に植えられてきました。今日は10月31日で西洋ではハロウィンです。うちでは南天を眺めながら、過ごそうと思います。

漢方では、南天の実を乾燥させたものを南天実といいます。
「なんてんじつ」とそのまんまの読み方です。咳止めの薬として知られています。
「♪なんてん のどあめー」のCMをご覧になった方は多いと思います。

南天には「o-メチルドメスチシン」が含まれます。
1.気管平滑筋を拡張し、せきを鎮める
2.せき中枢の興奮を抑え、せきを鎮める
3.殺菌作用により、菌による気道の炎症を抑える
4.鎮痛作用により、のどの痛みを和らげる
(常盤薬品のwebより)


スズメが狙っています。


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